南仙台駅―長町駅間に新駅

 JR東日本仙台支社は9月30日、JR東北線の南仙台―長町間の仙台市太白区太子堂に、新しい駅を設置すると発表した。年度内をめどに着工し、07年春の開業を目指す。県内の駅新設は、昨年3月のJR仙石線小鶴新田駅以来。
 計画では、建設中の高架下に改札口を設置、ホームは上下線各一つずつ、バリアフリー設備としてエレベーターや多機能トイレなどを備える。駅名は決まっていない。総事業費は約12億円。
 周辺は市と都市再生機構区画整理事業を行っており、「長町副都心」として整備が進められている。同支社は新駅の利用客を1日約4000人と予測。「マンションなどの建設が進めば、一層の増加が期待できる」としている。

毎日新聞 2005年10月2日]