富山ライトレール開業

富山ライトレール富山港線:1号車が発車 開業式などセレモニー /富山

 日本初の本格的なLRT(次世代型路面電車)となる富山ライトレール富山港線の正式開業を前に28日、富山市で開業式の式典や発車式など一連のセレモニーが開かれた。
 ライトレール「ポートラム」は、北陸新幹線整備に伴うJR在来線の高架化で、赤字線の富山港線JR西日本富山市に売却。同市が路面電車化した。総工費は約58億円で、運営は第三セクターの「富山ライトレール」が担う公設民営型。
 総延長7・6キロのうち、奥田中学校前から富山駅北までの1・1キロを軌道路線として新設。新たに富山駅北など5駅も設置し、約24分で富山駅北と岩瀬浜を結ぶ。バリアフリーを意識した低床車両の2車体連接を7編成導入し、全国でも先進的な路面電車となっている。
 この日は同市のオーバードホールで開業式があり、約550人が出席。ライトレール社長も務める森雅志市長が「末永く市民に愛され、親しまれ、利用してもらいたい」とあいさつした。その後、富山駅北駅で発車式があり、森市長らがテープカットとくす玉割り。鉄道ファンや市民が見守る中、招待者を乗せた第1号のポートラム岩瀬浜に向かって出発した。
 一般開業は29日。富山駅北始発は午前5時57分、岩瀬浜は同5時半。平日の通勤、通学時間帯は10分間隔、その他は約15分間隔で運行する。運賃は中学生以上200円、小学生100円。

毎日新聞 2006年4月29日]


いよいよ、富山ライトレールが昨日開業しました。
運転間隔などを考えても、JR時代よりもよくなったでしょう。
これからの発展を期待します。

http://www.t-lr.co.jp/ 富山ライトレール