Uターンラッシュ

Uターンラッシュ>ピーク迎える JR東京駅は大混雑

 お盆休みを故郷や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが16日、ピークを迎えた。JR東京駅は大きな荷物を抱えた家族連れなどで混雑した。
 JRによると、上りの各新幹線はほとんどで自由席乗車率が100%を超えた。山形県新庄駅を午後1時16分に出発した東京行き「つばさ118号」が170%。同じく新庄発の「つばさ114号」が150%となった。
 家族で新潟県上越市の実家に帰省していた東京都三鷹市の主婦、廻谷八重子さん(48)は「実家ではゆっくりくつろげた」。長女実奈さん(10)は「お墓参りして、おばあちゃんとバーベキューをして楽しかった」と疲れた表情ながらも笑顔で話した。
 日本道路交通情報センターによると、高速道路も午後に入って渋滞の列が長くなった。午後4時すぎには東北道上り福島トンネル(福島市)を先頭に約40キロの渋滞。午後7時には東名高速上り海老名サービスエリア(神奈川県海老名市)付近で約20キロの車の列ができた。
 空の便も、羽田空港に到着する国内便のほとんどが満席状態となった。

毎日新聞 2006年8月16日]