小田急 新型ロマンスカー

小田急 地下鉄乗り入れ用新型ロマンスカー発表

 小田急電鉄は20日、相互乗り入れしている東京メトロ千代田線に08年春から導入する新型ロマンスカー「MSE」(マルチ・スーパー・エクスプレス)の概要を発表した。
 新車両は長さ20メートル。連結して10両編成にすると、定員578人。ビジネス特急として平日の夕方から夜にかけて、千代田線湯島駅から小田急線町田・相模大野方面まで運行する。
 先頭車両は緩やかな流線型で、外観は地下空間でも映えるようブルーに統一し、オレンジ色の帯を入れた。最高速度は時速110キロ、車内はバリアフリーで、多目的トイレや車椅子対応のスペースを設けた。
 6両編成2本と4両編成1本を38億円で製造する。

毎日新聞 2006年9月21日]