境線に妖怪列車

妖怪列車:最後は「目玉おやじ」 JR境線、列車8割を妖怪化 /鳥取

◇1両に65カ所描く
 JR境線(米子―境港駅)に11日、境港市出身の漫画家、水木しげるさん(84)の妖怪キャラクター「目玉おやじ」を車体に描いた列車がお目見えした。妖怪列車は05年11月以降、「鬼太郎」「ねずみ男」「ねこ娘」が登場しており、「目玉おやじ」が4種類目。妖怪列車づくりはこれで完了、同線の列車の8割は妖怪化されたという。
 「目玉おやじ」列車には、「鬼太郎」の頭に立ったり、サクランボを食べる「目玉おやじ」が1両につき計65カ所登場。JR西日本米子支社や境港市米子市、県でつくる「境線観光路線化連絡会」が約200万円で手掛けた。
 「目玉おやじ」列車の登場は不規則だが、同支社は3月中旬にも1日限定で、この4種類の列車を連結して運行するという。

毎日新聞 2007年2月12日]