「想い出のあまるべ」運転

JR西日本によると、明治時代最高の土木技術を結集して建設され「東洋一」を誇った
余部鉄橋」の架け替え工事を機に、利用者に感謝の意をこめて、「想い出のあまるべ」が運転されます。
余部鉄橋では速度を約30km/hに下げて運転しますので、日本海の絶景をゆっくりと見ることができます。

「想い出のあまるべ」
 運転日  :2007年3月24日(土)~4月1日(日)
 運転区間:豊岡-浜坂
 停車駅  :豊岡-城崎温泉-香住-餘部-浜坂
 使用車両:ディーゼル機関車が客車を牽引します。(客車12系4両 定員336名)
 座席   :全車指定席

また、これに合わせて、明治時代に作製された手書きの余部鉄橋設計図も展示されます。
 展示・公開日時:平成19年3月24日(土)~4月1日(日)の11:00~15:30
 場所       :山陰本線餘部駅ホーム
 概要
  ・余部橋梁全体図(55cm×151cm)
  ・11基の橋脚など寸法表示がミリ単位まで書き込まれている。
  ・全体図の縮尺は288分の1
  ・鉄橋の完成は1912(明治45)年
  ・設計図の作製から1世紀近い月日が過ぎ実物は黄ばみや色の劣化が見られるが、
   今回はその複写物を特別に展示。当時の技術水準を知る貴重な資料となっている。

http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1172820_799.html