山陽本線 「西川原・就実」駅着工

JR山陽線:新駅「西川原・就実」着工 来春、ダイヤ改正に合わせ開業 /岡山

 来年3月にJR山陽線岡山―高島間(約4・5キロ)で開業予定の新駅「西川原・就実」が14日着工され、岡山市西川原1の駅予定地で安全祈願祭が行われた=写真。
 予定地周辺には就実大があり、同駅の設置を要望した就実学園が事業費約2億7000万円を負担した。駅名をめぐり開業が2年遅れたが、路線図や時刻表に使う正式名を「西川原」、同駅や周辺駅構内の看板表示を「西川原・就実」とすることで決着。来春のダイヤ改正に合わせて開業し、上下152本が停車予定で、1日約2000人の利用者を見込んでいる。
 片山邦宏・同学園理事長は「利便性が向上し、特に実験で帰りが遅くなる薬学部生はかなり楽になると思う。マンションなどの建設も進んでおり、地域発展の拠点になってほしい」と話した。

毎日新聞 2007年9月15日]