鉄道博物館 オープン

行列3400人 鉄道博物館がオープン

 「鉄道の日」の14日、東京・秋葉原で70年近く親しまれた「交通博物館」が、「鉄道博物館」として旧国鉄大宮操車場跡(さいたま市大宮区大成町)にオープンした。
 開館に先立つオープニングセレモニーでは、女優の吉永小百合さんが「昭和35年から日本各地でロケをしてきた私にとって、鉄道は切っても切れない関係。みなさんもきっといろいろな思いを感じると思う」とあいさつした。
 同博物館を運営する東日本鉄道文化財団によると、オープン前には約3400人が列を作ったという。
 同博物館は地上3階建てで、新幹線や埼玉新都市交通ニューシャトル」が一望できる展望台つき。蒸気機関車「C57」など実物の36車両をメーンに、約200平方メートルの鉄道模型ジオラマや5種類の運転シュミレーターなど、計約58万点を収蔵している。
 入場料は一般1000円、小中学生500円、3歳以上の未就学児200円。
 問い合わせは鉄道博物館(電)048・651・0088。ホームページは http://www.railway-museum.jp/

産経新聞 2007年10月14日]