年末年始 「銀河」が人気

年末年始のJR利用6%増 廃止の「銀河」が人気

 JR旅客6社は7日、年末年始期間(12月28日~1月6日)の新幹線、在来線(特急・急行)の利用状況を発表した。12月29、30日に日本海側を中心に大雪と強風の影響で一部の特急が運休したものの、全体で前年比6%増の1136万2000人が利用した。
 2~6日までに上り列車を利用した乗客が同12%増となっており、JRは「曜日配列の関係で8日まで休みが続いた前年に比べ、Uターンのピークが早まったのではないか」としている。
 今年3月に廃止する寝台急行「銀河」の乗客は期間全体で同32%増の3700人、乗車率は前年の64%から82%に伸びた。東海道新幹線は同7%増の307万5000人が利用し、下りのピークは30日で22万6600人、上りは3日で23万900人だった。
 三が日に明治神宮近くの原宿、代々木両駅に降りた乗客の合計は好天に恵まれたこともあり同21%増の53万5000人。雪不足で前年低調だったスキー場隣接のガーラ湯沢駅は、期間全体で同55%増の1万4700人と回復した。

産経新聞 2008年1月7日]