瀬戸大橋20周年記念列車 お披露目式

瀬戸大橋20年:記念列車「出発!」 高松―岡山、6月30日まで1日70本 /香川

ヘッドマークを付け
 JR高松駅で1日、瀬戸大橋開通20周年を記念したヘッドマーク付き記念列車の「お披露目式」があり、同列車の運行が始まった。
 JR瀬戸大橋線は1988年4月、橋の開通とともに開業。JR四国によると、道路と鉄道の併用橋としては世界最長。同路線は年間約800万人、20年間で約1億8000万人が利用したという。
 式典で、同駅の加藤圭哉駅長が「皆さんに愛される瀬戸大橋の鉄道として、これからも多くの人に利用してもらえるよう頑張ります」とあいさつ。「香川のボンドガール」として県の観光PRなどを務める三豊市在住の真鍋幸江さん(25)が「マークのデザインは、瀬戸大橋をさっそうと駆け抜ける列車にぴったりですね」などと祝辞を述べた。
 ヘッドマーク高松駅岡山駅を結ぶ快速列車「マリンライナー」に付けられ、加藤駅長の「出発!」の掛け声とともに発車。岡山駅へ向かった。
 この記念列車は6月30日まで、1日70本運行する。

毎日新聞 2008年2月2日]