成田エクスプレス 新型車両導入へ

JR東日本によると、特急「成田エクスプレス」に新型車両が導入されます。
新型車両は、現在の253系と取り替えられます。

1. 新造両数
 132両(6両×22本)

2. 投入時期
 2009年秋以降、営業運転で使用を開始する計画です

3. 車両の概要
・快適性の向上
 ・走行中の振動を軽減するために新幹線「はやて」に搭載している
  動揺防止装置(アクティブサスペンション)を両先頭車に、車体間ダンパを全車両に装備し、
  乗り心地を向上します。
 ・床構造を改良し、静粛性を向上します。
 ・シートピッチ(普通車)1,020mmの回転リクライニングシート(一般の特急:980mm)とするほか、
  大型テーブルや座席付近にコンセントを設置し、快適な座席空間を実現します。(グリーン車は1,160mm)
 ・腰掛下にも荷物が置けるスペースを設けます。
ユニバーサルデザインの採用
 ・バリアフリーの向上のほか、外国からのお客さまにもわかりやすいご案内を行います。
 ・車椅子をご使用のお客さまが使用可能な大型トイレを設置します。
 ・ホームとの段差を縮小し、荷物の出し入れ等に配慮します。
 ・案内表示は、数ヵ国語で行います。
 ・防犯カメラを各出入り口付近や荷物置場に設置します。
 ・出入口付近の荷物置場には、盗難防止用の鍵を設置します。
 ・各車両に乗務員と通話ができる非常通報装置を設置します。
・車両使用
 ・形式: E259系
 ・編成: 6両(4M2T)
 ・車体: アルミニウム合金製車体
 ・最高速度: 130km/h
 ・制御方式: VVVFインバータ制御方式
 中央線や京浜東北線に導入中のE233系と同様に、信頼性・安定性向上のため、
 電気機器や保安装置など主要機器を二重系化します。

http://www.jreast.co.jp/press/2007_2/20080202.pdf