九州新幹線 新800系投入

JR九州によると、平成23年春の九州新幹線全面開業に向けて、これまでの800系より、
よりデザインが進化した新800系が3編成投入されます。

1. エクステリアデザインについて
・ライトカバーが三次局面、凸型の目になります。(車両では世界ではじめての形態)

2. インテリアデザインについて
・車内妻壁に金箔を貼られます。(車両では世界ではじめての仕上げ)
・金沢の金箔職人の仕事の上に鹿児島・川辺の職人による彫刻・漆・沈金の技が加わります。
・荷棚の下は本物の木で仕上がります。窓台もプライウッドで仕上がります。
・電話室の暖簾は久留米絣で仕上がります。
・1・6号車の妻壁に博多織が額に収まります。
・妻壁は樟・ハードメープル・ペアウッド、1号車から6号車は木とシート柄、金箔の組み合わせです。
・シートの張り地は車両ごとに赤糸で構成された革と5種類の織物で作られています。

3. 車内設備について
・多目的室が設置されます。
・文字ニュース表示のための車内表示器が客室中央部に設置されます。

4. 九州の素材・工芸
・これまでの鹿児島産樟の壁や宮崎産山桜の木部、八代い草の縄のれんに加えて、
 鹿児島川辺仏壇の彫刻・漆・沈金、博多織や久留米絣など九州の素材・工芸が使用されます。

5. 投入両数及び時期
・6両×3編成
・平成21年夏~22年秋にかけて順次投入

http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a7d0030d2e6/e6556c9965498060492575220057f939?OpenDocument