八戸~青森間の今後の運賃・定期などについて

JR東日本盛岡支社によると、平成22年12月4日東北新幹線新青森開業に伴い、
八戸~青森間が青い森鉄道株式会社に経営が移管され、青い森鉄道線が延伸されます。
これに伴い、八戸~青森間を含む定期乗車券の今後の発売について変更があります。
また、青い森鉄道によると、移管部分の運賃改定認可書が国土交通省より交付されました。

1. 6箇月定期乗車券の発売
平成22年6月30日を持ちまして発売が中止されます。
青い森鉄道線に移管される八戸~青森間を含む定期乗車券は、平成22年12月3日まで有効となります。
このため、平成22年6月5日以降に購入される6箇月定期乗車券は、
青い森鉄道線となる12月4日以降は使用できませんが、お知らせ期間等を考慮し、
平成22年6月30日まで発売されます。

2. 3箇月定期乗車券の発売
平成22年9月4日を持ちまして発売が中止されます。
なお、7月1日から9月3日までに定期乗車券を購入する場合で、
継続して12月3日までご利用を希望する場合には、必要な日数を加えて発売されます。

3. 1箇月定期乗車券の発売
平成22年11月4日を持ちまして発売が中止されます。
なお、9月5日から11月3日までに定期乗車券を購入される場合で、
継続して12月3日までご利用を希望する場合には、必要な日数を加えて発売されます。

4. 6箇月定期乗車券を購入された場合で平成22年12月4日以降に使用できない有効日数がある場合
平成22年12月4日以降に有効日数がある場合は、その日数に応じた日割計算による払戻しが行われます。
なお、具体的な払戻しの時期、取扱方等については秋ごろにお知らせが予定されています。

5. その他
(1) 払戻し等の具体的な取扱いについては、秋ごろにお知らせが予定されています。
(2) 平成22年12月4日からの青い森鉄道線内の定期乗車券及び青い森鉄道線
  JR線とに跨る定期乗車券の発売については、今後、青い森鉄道株式会社と調整を図られます。

6. 今後の運賃について
JRから新たに経営を引き継ぐ八戸~青森間の運賃及び定期は以下のようになります。
・普通運賃―現行JRの1.37倍
・通勤定期―現行JRの1.65倍
・通学定期―現行JRと同額に据え置き
先行開業した目時~八戸間は普通運賃、通勤定期は変わらず、
JRの1.65倍になっている通学定期は、JRと同水準に引き下がります。

http://www.jr-morioka.com/pdf/press/pdf_1275282444_1.pdf
http://www.aoimorirailway.com/cgi-local/news.cgi?f1=1275461319&f2=staff&ctg=1