北海道でもSuica?

かざすだけで運賃支払い JR北海道、「スイカ」導入へ 札幌圏で

 JR北海道(札幌)は27日までに、読み取り部分にかざすだけで改札機を通過でき、繰り返し使用可能なプリペイド型ICカード「スイカ(Suica)」を導入する方針を 固めた。早ければ来年中に札幌圏で導入し、札幌市交通局と連携して地下鉄の改札機でも使えるようにしたい考えだ。
 スイカJR東日本が二○○一年十一月から首都圏で運用を開始した。クレジットカード大の大きさで、内部にICチップを埋め込んである。改札機の読み取り部分にかざすだけで通過でき、定期の期間、区間情報も瞬時に読み取る。入金は駅などで行うことができ、売店や飲食店で電子マネーとしても使える。
 ケースから出さずに改札機を通れる便利さから急速に普及が進み、昨年十二月末現在で千四百六十五万枚を発行、JR東日本は「改札機を通る人の半分以上がスイカを使う」と話す。また電子マネーとしても一日約二十万件の利用がある。
 JR北海道はシステム担当者をJR東日本に派遣するなどして導入に向けた研究を続けてきた。利用区間は、小樽から新千歳空港のほか、石狩当別岩見沢までなどの札幌圏を想定している。
 JR北海道札幌市交通局は改札機システムが違うため、地下鉄乗り換え方式は調整が必要で、その結果次第で総事業費は変わるという。
 JR北海道の幹部は「小銭のやりとりが要らず、カード一枚で乗車から買い物ができ利便性が格段に増す」と今後の展開に期待を寄せている。

北海道新聞 2006年1月28日]



北海道も、ICカードの導入をいよいよ検討し始めましたか…
今後の情報に期待しましょう。
一方で、今日磁気イオカードが使用終了となりました。
Suicaの波には勝てませんでした。