今日から新ダイヤ

JR西、14路線で「ゆとりダイヤ」スタート

 JR西日本は18日、関西の都市圏鉄道網「アーバンネットワーク」14路線で、列車の所要時間を延ばす「ゆとりダイヤ」をスタートさせた。
 昨年4月の福知山線脱線事故の安全対策の一つ。運行時間を全体的に延長するのは、1987年の同社民営化以来初めて。同社は高速化を追求してきたが、余裕のないダイヤが運転士の心理に影響を与え、事故につながった可能性があるとの指摘を踏まえ、延長、全面的に見直した。
 1日の運転本数を全体の3%にあたる約140本減らして、駅の停車時間や運転時間に最大3分のゆとりをつくった。福知山線の宝塚―尼崎間の快速は、平日の出勤時間帯で事故当時より2分余り延びた。
 並走する大手私鉄とスピード競争を繰り広げ、高速化の象徴だった東海道線三ノ宮―大阪間は平日の朝のラッシュ時で、上り新快速の平均所要時間を22分19秒から23分48秒、昼間も19分50秒から20分50秒に延ばした。
 JR西はこの日、ダイヤに無理がないかどうか検証するため、大阪、京都などの主要50駅に延べ400人のアルバイト調査員を出し、電車が到着するたびに秒単位で時刻を記録する。24日まで続ける。

[読売新聞 2006年3月18日]


いよいよ今日から新ダイヤです。
そして、明日から3日間は「三連休パス」で旅行です。
新ダイヤでの旅行を楽しみたいと思います。