新宿駅大規模工事

JR新宿駅の線路切り替え、あす未明から最大規模工事

 14本もの線路をまたぐJR新宿駅南口の「国道20号新宿跨線橋(こせんきょう)」を架け替えるプロジェクトで、JR東日本は15日未明から16日早朝にかけて、総勢3000人を動員して過去最大規模の線路切り替え工事を行う。
 影響人員は41万5000人に上るとみられ、同社は「山手線の増発などで対応を考えているが、トラブルでさらなる影響を出さないよう万全の体制を整えたい」と気を引き締めている。
 現在の跨線橋(幅30メートル)は建設から80年以上が経過、架け替え工事は、2000年にスタートした。車道と歩道を広げた幅50メートルの陸橋を新たに建設するため、線路の切り替え工事を順次行いながら橋脚作りを進めている。
 切り替え工事は今回が4回目だが、今回は、同社でも経験がない大規模な内容。八つあるホームのうち一つを使用停止にする工事で、中央快速下り線は現在のホームから一つ東側に移る。新たな跨線橋は2007年度中に完成する予定だ。
 この影響で、15日は終日、〈1〉埼京線の大崎―池袋間を運休〈2〉湘南新宿ラインは、宇都宮・高崎線からの電車が上野に発着駅を変更、横浜方面からの電車は大崎で折り返し〈3〉中央線快速は御茶ノ水三鷹間が各駅停車。東京メトロ東西線との直通列車は中野で折り返し――など各方面に影響が出る見通し。特急「成田エクスプレス」「日光号」「きぬがわ号」なども新宿を通らず、発着駅が変更になる。
 また、今後、新宿駅南口の通行スペースが狭くなることから、16日には代々木駅寄りに仮駅舎「サザンテラス口」も新たに登場する。

[読売新聞 2006年4月14日]


新宿駅は、前々から工事をしていましたが、
ここまで大規模なものとは知りませんでした。
JR東日本始まって以来の大規模な工事内容ということで、
どんな駅になるか楽しみです。