函館レトロ電車

レトロ電車 今季運行始まる 街並みに溶け込み 函館

 大正から戦前にかけて北海道函館市を走り、平成に入って現役にカムバックした復元チンチン電車箱館イカラ號(ごう)」が15日、今季の運行を始めた。レトロ調の赤茶色の車体に観光客らを乗せ、歴史の深みを感じさせる西部地区の街並みに溶け込むようにゆっくりと走った。
 今年は始発電車に限り、「湯の川」電停から出発、湯の川温泉のホテルに泊まった観光客のチェックアウトに合わせた。ハイカラ號は定員33人で、通常の路面電車よりも小型で、運転席と後部の乗車口にはドアがない。
 ハイカラ號の車両は1910(明治43)年から千葉県成田市で運行、18~36年に函館市で活躍した。運行は10月末まで。火曜は点検のため休む(5月2日と8月1日は運行)。同市交通局運輸課(0138・52・1273)。

毎日新聞 2006年4月15日]


3月に函館に行って、市電に乗りましたが、
このようなレトロ電車が走るとは知りませんでした。