ふるさと銀河線 代替バス

ふるさと銀河線 代替の路線バスが運行開始 北海道

 20日に営業を終えた第三セクター鉄道ふるさと銀河線」(北海道北見市十勝管内池田町、140キロ)の代替交通機関として北海道北見バス(北見市)と十勝バス(帯広市)が運営する路線バスが21日朝、運行を始めた。
 タクシーを除き、銀河線以外に町外を行き来する公共交通機関がなかった同管内陸別町では、午前6時25分発の帯広行きのバスに本別高や足寄高の高校生やお年寄りら計12人が真新しいバスに乗り込んだ。本別高1年の佐川夏美さん(15)は「新しいバスは座り心地がいいけど、銀河線より出発が8分早まり、慣れるまで朝起きるのが大変そう」と話した。
 北見市のターミナルでは午前5時46分、北海道北見バスの初便が出発。同7時15分発の2便には置戸高の通学生約20人が乗り、駆け付けた神田孝次市長が「バスを可愛がってほしい」と呼びかけた。2年生の永沢夏実さん(16)は「鉄道より10分ほど長くかかるけど、仕方ない」。他の生徒も「鉄道の方がよかった」「列車なら安心」などと話していた。この生徒たちが利用する北見-置戸間は、鉄道の場合、定期券代1カ月1万2970円だったが、代替バスは同3万3720円と2倍以上高い。通学定期は3年間に限り差額が補助されるが、それ以降は未定だ。
 バス路線は▽北海道北見バスが「陸別線」(北見-陸別)と「置戸線」(北見-置戸)▽十勝バスが「帯広・陸別線」(帯広-陸別)を運行。停留所は銀河線33駅のほか、新たに21カ所を新設した。

毎日新聞 2006年4月21日]


今日からふるさと銀河線ではなくバスになりました。
全国どこでもそうですが、バスはとてつもなく高い運賃です。
ローカル線が廃止されその後バスになっても
採算が取れず結局廃止になったバスもたくさんあると思います。
この路線はどうなるのでしょうか?