ふるさと銀河線 今日最終運行

ふるさと銀河線 住民や鉄道ファンが最後の別れ 北海道

 北海道の第三セクター鉄道ふるさと銀河線」(北見市-池田町、140キロ)は最終営業日の20日、臨時列車「さよならふるさと銀河線号」(3両編成)を運行した。沿線の1市6町の7駅のホームでは、それぞれ「お別れ式」が催され、各駅を利用してきた住民や全国から訪れた鉄道ファンたちが最後の姿を目に焼き付けた。
 下り線始発駅の池田駅のホームには町民やファンら約300人が集まった。一日駅長を務めた勝井勝丸・池田町長は「95年間走り続けた列車はみなさんの心に思い出として残っている。存続のため努力をしてきたが、残念ながら運行が終えんを迎える。心から感謝を込めて見送りたい」とあいさつ。
 午前8時15分、ほぼ満員の約200人を乗せた列車は甲高い汽笛を鳴らし、池田小の吹奏楽クラブの「いい日旅立ち」などの演奏が流れるホームからゆっくりと発進した。
 同線は赤字がかさんだため、関係自治体などで構成する「北海道ちほく高原鉄道」が昨年4月の臨時株主総会で廃止を決めていた。

毎日新聞 2006年4月20日]


ついに、本日ふるさと銀河線の最終運転日です。
やはり、廃線が近くなると、乗客が多くなるものですが、
普段からそれくらいの利用があればいいのに…
と、廃線のたびに思ってしまいます。