ふるさと銀河線 あした最終運行

「銀河線」20日廃止、首都圏なみラッシュを初体験

 20日の運行を最後に廃止される北海道の第3セクター鉄道「ふるさと銀河線」(北見―池田、140キロ)が連日、廃線を惜しむ家族連れや鉄道ファンでにぎわっている。
 赤字線は首都圏なみのラッシュを初めて経験して、運行最終日を迎える。
 「銀河線」の名称は、1989年の発足時に公募で選ばれ、「北海道ちほく高原鉄道」がJR池北線を継承して運行してきた。2年目には年間利用客が100万人を超えたが、人口減に伴う通勤・通学客の減少で、最近は40万人台に落ち込み、昨年3月に廃線が決まった。
 廃線決定後、一般利用客数は前年を大きく上回り、閑散期の2月も、今年は前年比4割増の1万6900人が利用。4月は週末を中心に、座れない乗客の方が多いほどの混雑ぶりだ。訓子府(くんねっぷ)町の訓子府駅では、「月30枚程度売れる入場券が、今月は300枚を超えた。切符やキーホルダーなどの関連グッズも月に1~2万円のところ、30~40万円近く売り上げた」(美馬栄一駅長)という。
 旧国鉄時代を含め95年の歴史を閉じる20日には、一般客対象の臨時列車が走り、各駅でお別れ式も開かれる。沿線の陸別町は、陸別―川上間(9・8キロ)を残し、漫画家・松本零士さんデザインの「銀河鉄道999」のラッピング列車など6両を走らせる構想を温めている。

[読売新聞 2006年4月19日]


昨日もこの関連の記事を書きましたが、
ついに明日の運行を最後に廃止になってしまうんですね。
一度も乗ったことがないですし、
特に今まで思い入れがあったわけでもありませんが、
このブログが始まってから初めてこのような形で廃線を迎えることになり、
とても寂しい気持ちになりました。