JR東日本大宮支社 ダイヤ改正発表

JR東日本ダイヤ改正と臨時増発列車を発表--大宮支社 /栃木

 ◇ダイヤ改正--「15両編成車両」大幅増
 ◇臨時列車--初の「烏山山あげ祭り」号
 JR東日本大宮支社は、宇都宮線の15両編成車両の大幅増便などを柱とする在来線のダイヤ改正(7月8日)と、「烏山山あげ祭り」開催に合わせた臨時列車など、夏の臨時増発列車の運行スケジュールを発表した。
 7月8日のダイヤ改正では上野から、小金井、宇都宮方面に向かう宇都宮線グリーン車連結率を100%とするほか、自治医大宇都宮駅間のホーム拡張工事を行い、今まで小金井発着のみだった15両編成の列車を宇都宮まで乗り入れ可能にする。同時に、小金井発着の15両編成車両も大幅に増やす。
 上野発着の宇都宮線では上下計51本から同109本に、湘南新宿ラインでは上下計36本から同48本に15両編成の列車が増える。同社輸送課によると、今回の改正は04年のグリーン車の増設により、一般の車両の混雑率が増えたためという。
 一方、臨時増発列車の目玉は、今年初めてとなる「烏山山あげ祭り号」(5両編成、全車指定席)。国の重要無形文化財にも指定され、豪華な彫刻屋台や、はりか山(背景画)の前で演じられる野外歌舞伎が人気の「烏山山あげ祭り」開催期間中に運行。7月22、23両日、上野から大宮、宇都宮を経由。烏山に乗り換えなしで直通する。
 また同1、2両日にも、山梨県河口湖畔で開催される「河口湖ハーブフェスティバル」に合わせ、宇都宮から河口湖へ直通する「ラベンダー号」(6両編成、全車指定席)も運行される予定。

毎日新聞 2006年5月25日]