阪神電鉄 阪急と経営統合へ

阪神電鉄 西川社長辞任へ 阪急との経営統合にめど

 阪神電気鉄道の西川恭爾社長(66)は29日の記者会見で、任期途中の6月29日の株主総会で辞任する意思を表明した。西川社長は「心機一転を図る方が、経営統合にぴったりくる」と説明した。村上ファンドによる株式大量保有で混乱を招いた経営責任を明確にする意図があるとみられる。後任社長には坂井信也常務が同日付で昇格する。
 西川社長は旧国鉄出身。86年に阪神電鉄に入り、04年から社長。
 一方、この日発表された統合後の経営陣の新体制は、阪急側が角社長、川島常紀副社長ら12人、阪神側が縄田和良専務ら6人。社外取締役を除くと4対3の割合になる。
 【略歴】坂井 信也氏(さかい・しんや)神戸大卒。70年阪神電気鉄道入社。経理部長、取締役などを経て05年6月から常務。58歳。

毎日新聞 2006年5月29日]


今まであえてこのニュースを避けてきましたが、
戦後初めての私鉄再編が起こりそうなので取り上げました。