川重、電池駆動
路面電車を開発へ=架線がなくても走行可能
川崎重工業は14日、電池駆動を取り入れた次世代型
路面電車「SWIMO(スイモ)」を開発すると発表した。大容量充電が可能な
ニッケル水素電池を搭載し、架線がない場所でも一時走行できるのが特長。来年中に実験車両を製作し、将来の実用化を目指す。
次世代型電車は、運動エネルギーを充電池に蓄えて発車時のモーター駆動などに有効活用できるため、省エネにも貢献する。電池駆動
路面電車は世界に例がなく、
JRグループなどを含めた開発競争が今後激化しそうだ。
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共同通信 2006年6月14日]