新幹線でインターネット 09年春から、無線LANで
JR東海は28日、来年夏から投入する
東海道新幹線の次世代車両「N700系」で2009年春から、東京-新大阪の全
区間でどの席からも、無線LANでインターネットに接続できるサービスを始めると発表した。列車無線に使う専用ケーブルを利用する。
同社によると、新幹線のような
高速鉄道で、専用周波数による無線LANの実現は世界初。16両編成で32カ所のアクセスポイントを車内に設け、線路と並行して敷設されたケーブルと列車無線で通信することにより、トンネルや山間部でも安定した接続環境を維持できるという。
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共同通信 2006年6月28日]