「のぞみ」緊急停止

のぞみ、緊急停止=2万7000人に影響-JR東海

 4日午後8時10分ごろ、静岡県浜松市砂山町の浜松駅を通過した東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ149号」の非常ブレーキが作動し、緊急停止した。けが人はなかった。JR東海は149号を浜松駅に戻し、運転を打ち切った。
 この影響で、小田原-浜松間で一時、下りの運転を見合わせるなど、上下計25本が最大で1時間10分遅れ、計約2万7000人に影響が出た。
 同社によると、149号は同駅を通過直後、運転台で列車自動制御装置(ATC)の故障を示すランプが点灯し、非常ブレーキが作動した。同社は車両を工場に移し詳しい原因を調べている。 

時事通信 2006年8月5日]