三岐鉄道 冷房車両を投入

悲願92年、冷房車両お目見え 三重・三岐鉄道

 三重県桑名市と、いなべ市間約20キロを結ぶ三岐鉄道北勢線に4日、1914年の開業以来初めて、悲願だった冷房車両がお目見えした。同線の軌道幅は762ミリで、新幹線のほぼ半分と狭い。全国的にも珍しい小型車両のため、冷房化は技術的に難しかった。乗客増加策の切り札として、総額4億円をかけて実施する。

毎日新聞 2006年8月5日]