新疋田駅 新駅舎完成

新快速電車:敦賀乗り入れ ログハウス調、新駅舎完成--新疋田駅 /福井

◇待合室にはギャラリーも
 今月21日のJR新快速電車の延伸を前に、福井県敦賀市が取り組んでいた北陸線新疋田駅(同市疋田)の新駅舎が完成し、利用が開始された。ログハウス調の駅舎には新しい木の香りが漂い、新快速の乗降客を受け入れる準備も整った。
 旧駅舎の老朽化が進んだため、敦賀市が今年6月から総事業費約6530万円をかけて建て替えに着手。木造平屋建て約81平方メートルで、室内のベンチ、机、掲示板も丸太を使っている。同駅周辺は鉄道写真の撮影スポットとしても有名で、全国から集まる愛好家のため、待合室には写真を展示するギャラリーも設けた。
 駅前には、地元の愛発(あらち)地区を紹介する掲示板を用意。新たに乗用車50台分の無料駐車スペースもあり、国道161号線沿いにあって車での便も良いため、マイカーを乗り継ぐ「パークアンドライド」の拠点としても期待されている。

毎日新聞 2006年10月12日]