仙台ナンバー 1万台突破

登録台数「仙台」全国トップ快走 ご当地ナンバー

 国土交通省は2日、10月10日に全国17カ所で導入された自動車の「ご当地ナンバー」の普及状況(10月末現在)をまとめた。「仙台」ナンバーが全国で唯一、1万台を突破し、トップを快走。東北のもう1つのご当地ナンバー会津」は16位と伸び悩んだ。
 仙台ナンバーは1万393台で、2位の柏(9106台)に1287台の差をつけた。3位以下は金沢(8441台)、倉敷(5128台)の順。最下位は諏訪(1386台)で、会津は1812台だった。
 宮城県自動車協会によると、仙台ナンバーの約45%が好きな数字を選べる「希望ナンバー」。その申請者の9割以上が高齢者とされ、協会は「年配の人ほど仙台への愛着が強いのでは」と見る。会津はもともと登録台数が少ない上、交付場所が福島市と遠いことが低迷の要因とみられる。

河北新報 2006年11月3日]