中央線新型車両E233系 報道陣に公開

中央線の新型車両を公開 JR東日本

 JR東日本は17日、中央線などで12月末から導入する新型車両「E233系」を報道陣に公開した。2008年3月までに、740億円をかけて688両を投入、中央線の全車両を新型車両に切り替える。京浜東北線にも導入される予定だ。
 「E233系」は軽量ステンレス車体を採用。中央線のイメージカラーであるオレンジのラインを入れることで、中央線らしさを表現。車体の幅を現行車両よりも15センチメートル広くすることで、通勤・通学時間帯の混雑緩和を図った。
 また、優先席エリアと女性専用車両の吊り革や荷棚の高さを5センチ低くしするなど、ユニバーサルデザインに配慮。臭気対策のため空気清浄機も搭載した。

[フジサンケイ ビジネスアイ 2006年11月18日]