首都圏で運休相次ぐ

鉄道トラブル 首都圏でダイヤ混乱 武蔵野線常磐線

 東京都杉並区内の踏切で27日深夜、立ち往生した乗用車に下り電車が衝突、脱線した事故で、上下線で運転を見合わせていた京王線は28日午前6時に全線復旧した。事故車の撤去や点検作業が早朝までずれ込んだため、午前中はダイヤが乱れた。
 また、27日午後7時20分ごろから停電で全線が運休していたJR武蔵野線は、28日午前4時57分に運転を再開。同日の始発以降も上下線で8本が運休するなどダイヤの乱れが続いた。
 一方、28日午前7時10分ごろ、千葉県松戸市のJR松戸駅で、常磐快速線の下り線のポイントが切り替わらなくなるトラブルが起きた。約30分後に運転を再開したが、上下線4本が運休、11本が最大29分遅れ、約3万人に影響が出た。

毎日新聞 2006年11月28日]