特急停車駅通過

<特急停車せず>運転士「忘れた」 埼玉・JR本庄駅

 10日午後0時25分ごろ、埼玉県本庄市のJR高崎線本庄駅で、同駅に停車予定の上野発長野原草津口行き臨時特急「草津83号」(7両)がホームを通過し、約450メートル先で非常停止した。乗客約360人にけがはなかった。
 JR東日本高崎支社によると、男性運転士(36)は「止まるのを忘れていた」と話しており、通過に気づいた車掌が列車最後尾の非常ブレーキで停止させた。
 列車は引き返さず、21分後に運転再開。同駅で降車予定だった乗客1人は臨時停車した次の駅で降りて引き返し、本庄駅からの乗客はなかった。影響で上下5本が遅れ、約2300人に影響した。

毎日新聞 2007年3月10日]