「キヨスク」は「キオスク」に…

「キオスク」と呼んで!ただし東日本だけ

 これからは「キヨスク」ではなく、「キオスク」と呼んで――。
 JR東日本の駅などの売店を運営する「東日本キヨスク」が、7月から社名を「JR東日本リテールネット」に変更することになった。売店の名称は「KIOSK(キオスク)」だが、これまで同社では「キヨスク」と呼び、一般にも浸透していた。同社では「これまでは二つの呼び方をされていたが、今後は『キオスク』として親しんでほしい」と話している。
 同社によると、「あずま屋」を意味するトルコ語の言葉などを由来とする「KIOSK」が駅売店に名付けられたのは1973年8月。当時は財団法人「鉄道弘済会」の運営だったが、87年の国鉄民営化を機に新会社が発足。「気安く」「清く」というイメージから、社名を「東日本キヨスク」と付けた。同社では、この造語を売店の呼び方として使用するようになり、社内の書類にも「キヨスク」と表記していた。

[読売新聞 2007年4月4日]