Suica 2,000万枚突破

<スイカ>発行枚数が2000万枚突破 JR東日本

 JR東日本は10日、ICカード型乗車券「Suica」(スイカ)の発行枚数が2000万枚を突破したと発表した。同社は、6月にスイカ加盟店での買い物を対象にしたポイントサービスを導入するほか、08年春以降には利用可能な駅を増やすなど、更に利便性を高める方針で、利用者は今後も増えそうだ。
 01年に導入されたスイカは、他の鉄道会社との相互利用拡大や、04年3月の電子マネー機能の追加などで発行枚数が右肩上がりに増加した。今年3月には首都圏の私鉄・地下鉄向けの「PASMO」(パスモ)との相互利用も始めており、JR東日本は、3月末時点で約200万枚を発行するパスモと合わせた発行枚数は、将来的に3000万枚を超えると予測している。

毎日新聞 2007年4月10日]