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GW 東海地方は朝から混雑 鉄道・高速道路・空港

 ゴールデンウイーク初日の28日、行楽地や帰省先へ向かう人々の移動が始まった。今年の連休は最長で9日間とする企業も多く、鉄道、高速道路、空港は朝から混雑した。
中部国際空港
 愛知県常滑市中部国際空港では、空港駅に到着する列車から、大きな手荷物を持った女性グループや家族連れが次々に降り、搭乗手続きに向かった。チェックが厳しくなった手荷物検査場の前には早朝から長い行列ができ、係員が誘導に追われた。
 名古屋入国管理局中部空港支局によると、ピークとなる同日の出国予想は約1万300人。期間中、計約7万8000人(前年比19%増)が同空港から海外へ向かう。行き先の最多は韓国で、続いて中国、台湾の順。帰国のピークは5月6日。
■高速道路
 東海地方各地の高速道路でも、28日朝から渋滞が始まった。
 午前10時現在、▽東名高速・岡崎インター付近▽名神高速・一宮インター付近▽東名阪自動車道四日市インター付近のいずれも下り線でそれぞれ10キロ以上の渋滞。同日中に最長で20キロの渋滞が予想されている。
■新幹線
 JR東海によると、東海道新幹線下りの自由席は東京発博多行きの始発「のぞみ1号」で乗車率が150%に達したのを最高に、一部で100%を超えた。上りは目立った混雑はなかったという。上りのピーク予想は5月5、6日。混雑は分散する傾向にあるという。

毎日新聞 2007年4月29日]