都営浅草線 ケーブルから煙で運休

泉岳寺駅でケーブルから煙、都営浅草線が運転見合わせ

 8日午前5時ごろ、東京都港区高輪の都営地下鉄浅草線泉岳寺駅で、駅員が、線路脇のケーブルから煙が出ているのを発見、119番通報した。
 駆けつけた消防隊員が約50分後に消し止めたが、同線は始発から、押上―西馬込駅間の全線と、京浜急行泉岳寺―品川駅間で運転を見合わせている。けが人はなかった。
 都交通局によると、煙が出ていたのは架線に電力を供給するケーブル。始発前、架線に通電しないため、駅員が確認したところ、発煙がわかったという。相互乗り入れしている京浜急行線は品川駅で、京成線は押上駅でそれぞれ折り返し運転を行っている。
 同局で、ケーブルの交換作業を急いでいるが、「復旧には早くとも昼ごろまでかかる」としている。

[読売新聞 2007年7月8日]