0系 来秋で全廃

雑記帳 ダンゴ鼻の初代新幹線「0系」全廃へ JR西日本

 JR西日本は、ダンゴ鼻が特徴の初代新幹線車両「0系」の営業運転を来秋で終え、全廃することを決めた。最新型「N700系」の増備に伴い、世代交代させる。
 東海道新幹線開業の1964年に登場。最高時速210キロは当時世界一だった。現在は塗装を変え、6編成計36両が山陽区間限定の「こだま」として走っている。
 01年に鉄道発祥の地、英国の博物館に収蔵されるなど、日本の鉄道技術の象徴だった。高度成長を支えた「夢の超特急」は、いよいよ夢の中だけの存在に。

毎日新聞 2007年12月20日]