年末年始の帰省ラッシュ

帰省ラッシュ>新幹線乗車率100%超 空もほぼ満席

 年末年始を古里で過ごす人々の帰省ラッシュが29日始まり、JR東京駅や羽田空港は朝から親子連れらで混雑した。
 JR各社によると、東海道新幹線は午前6時発の東京発博多行き「のぞみ1号」が乗車率150%となるなど、下り列車が軒並み100%を超えた。東北、上越長野新幹線でも一部列車で100%を超えた。Uターンのピークは1月3日の見込み。
 また、航空各社によると、同日の羽田空港発の航空便はほぼ満席という。この年末年始は長期休暇が取りやすい曜日の並びのため、Uターンのピークは1月5、6日という。
 高速道路は午後0時半現在、東名高速道路の下り線で神奈川県の大和トンネル付近を先頭に19キロ、愛知県の岡崎IC付近を先頭に13キロの渋滞が発生。ただ、帰省の分散化傾向などにより、ほかに目立った渋滞は起きていない。Uターンのピークは1月2、3日。
 一方、成田空港はこの日が出国のピークで、1日で約5万人が海外に旅立つ。成田空港会社によると、年末年始期間(21日~1月7日)で約70万人が出国する。帰国のピークは1月5日ごろの見通し。

毎日新聞 2007年12月29日]