秋田内陸縦貫鉄道 今夏存廃の結論

秋田内陸縦貫鉄道:存廃問題、知事が夏めどに結論 /秋田

 赤字経営が続き、県や沿線自治体が営業赤字を補てんしている秋田内陸縦貫鉄道について、寺田典城知事は28日の定例会見で、今夏をめどに存廃の結論を出す方針を明らかにした。知事は昨年6月、「1年以内をめどに結論を出す」と発言していた。知事はまた、「住民と対話する場面があってもいい」とも述べた。
 現時点での考えについては「どうすれば残せるかを考えているが、その方策はまだ出ていない。腹は固まっていない」と話した。

毎日新聞 2008年1月29日]