スーパーグリーン車 2010年度めどに導入

グリーン車より豪華な「スーパーグリーン車」 JR東2010年度めど導入

 JR東日本は31日、平成20~22年度の中期経営目標を発表し、設備投資について総額1兆4000億円と17~19年度比17%増とした。主力の運輸業に1兆円、非運輸業に4000億円をあてる。
 投資総額のうちの4500億円は「成長投資」と名付け、東北縦貫線の整備や新幹線の高速化などに充当。「安全・安定輸送投資」として、自然災害対策や老朽設備の取り換えなどに4500億円をあてる。22年度の売上高は2兆7810億円(19年度予想比3%増)、営業利益は5180億円(同19%増)になるとした。
 このほか、22年度をめどに東北新幹線に現在のグリーン車よりサービスのグレードを上げた「スーパーグリーン車(仮称)」を導入することも明らかにした。ただ、具体的内容は後日発表するという。
 同時に発表した42年度までの長期目標には、鉄道事業の二酸化炭素排出量を2年度比で半減することなども盛り込んでいる。

産経新聞 2008年3月31日]