JR東海 新幹線博物館建設

JR東海>新幹線の博物館建設 11年春開業目指す

 JR東海松本正之社長は20日の定例記者会見で、名古屋市港区金城ふ頭に「JR東海博物館」(仮称)を建設すると正式発表した。建設費は約55億円。来年度中に着工し、11年春の開業を目指す。
 延べ床面積はナゴヤドームのフィールドとほぼ同じ1万4100平方メートル。新幹線の初代車両「0系」や2階建ての「100系」、愛知万博に出展したリニア車両など約35種類を展示し、高速鉄道技術の進歩を紹介する。シミュレーターやジオラマも設置する。
 博物館は名古屋市が進める「モノづくり文化交流拠点構想」の目玉となる施設で、松本社長は会見で「愛される博物館を目指していきたい」と話した。

毎日新聞 2008年5月21日]