神戸電鉄 6月から新型車両導入

車体無塗装で環境重視 神戸電鉄、新型車両の試乗会

 神戸市と三田市などを結ぶ神戸電鉄に6月から導入される新型車両6000系の試乗会が27日、神戸市内の三田線で行われた。平成6年の5000系以来、14年ぶりの新型車両導入で、鉄道ファンらが初乗車を満喫していた。
 「人と環境に優しく」をコンセプトに車体は無塗装化し、塗装作業時の揮発性有機化合物を抑えた。外観はステンレスのシルバーを基調とし、側面には従来使用している赤に、黒とゴールドを組み合わせたラインをあしらった。
 室内幅は従来型より約10センチ広く、天井も3.5センチ高くした。ホームと車体の段差も少なくし、より人に優しい車両となっている。

産経新聞 2008年5月27日]