南海高野線 観光列車愛称募集

南海電鉄によると、平成21年春の完成を目指し、
世界遺産高野山へ向かう「観光列車」(2200系の改造車両)の製作が進められています。
森林をイメージした深いグリーンを基調とする車体の側面に大型窓を採用。
その大型窓に向けて設置した「ワンビュー座席」や、
全国の大手私鉄で唯一の「展望デッキスペース」などから、山岳区間の風景を一望できます。
導入に伴って、観光列車の“愛称”が一般公募されます。

1. 観光列車について
(1) コンセプト
 観光列車は、高野山という目的地に向かう道中である列車の旅を、
 日常世界から高野山の自然・精神世界への移行の過程として、
 俗世間から精神世界へと「Change of mode」できる乗り物をコンセプトにしています。
 国内有数の山岳区間を経ながら旅気分への切り替えができ、
 感動や思い出への期待感が増幅されていくことを狙っています。
(2) 運行区間
 高野線・橋本~極楽橋間(19.8km)
(3) 観光車両
 2両1編成(指定席車両×2)
 ※ 現在、南海線の支線などで運用している一般車両2200系を改造して使用されます。
 ※ 既存車両による自由席車両2両と連結して計4両で運行されます。
(4) 指定座席数
 2両合計76席(高野山極楽橋側から37席+39席)
 ※ 座席指定料金など詳細は未定です。
(5) 車両完成予定
 平成21年春
 ※ 運行開始日は決まり次第発表します。
(6) 運行本数
 1日1往復または2往復(所要時間:片道約40分)
(7) 主な設備
 ・座席は、線路の北側・西側に拡がる紀の川・不動谷川や険しい山間の風景を見渡すことができる
  「ワンビュー座席」や、4人掛けの「コンパートメント座席」などが設けられます。
 ・高野山極楽橋側の車両に「イベントスペース」を設けることで、
  ミニイベント実施が可能となります。
 ・難波・橋本側の車両には森林の空気(外気)を取り入れる「展望デッキスペース」が設置されます
  (全国の大手私鉄で唯一)。

2. 愛称募集について
 観光列車の導入に伴い、以下のとおり列車の愛称を一般公募します。
(1) 募集期間
 平成20年9月1日(月)~平成20年10月17日(金)
 ※ 締切当日到着分まで有効です。
(2) 募集内容
 急勾配・急曲線の山間を縫いながら森林の中を走行して世界遺産高野山へ向かう観光列車にふさわしく、
 分かりやすいものとします。
 ※ 愛称は8文字以内とします。
(3) 審査方法
 応募された愛称を参考に、南海電鉄高野山真言宗総本山金剛峯寺和歌山県橋本市高野町
 九度山町かつらぎ町の代表者で協議し、決定します。
 ※ 応募者の承諾なくアレンジする場合があります。
 ※ 採用した愛称の著作権南海電鉄に帰属します。
(4) 応募方法
 官製はがきに愛称(8文字以内:漢字の場合はフリガナ)、愛称の簡単な説明、住所、
 氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、性別を明記して下記宛先に郵送するか、
 下記ホームページ応募フォームより応募できます。
 【応募先】
  <郵送>〒542-8503 大阪市中央区難波五丁目1番60号 南海電鉄営業推進室「観光列車愛称募集」係
  <ホームページ>「南海高野ほっと・ねっと」内の応募フォーム http://www.nankaikoya.jp/koyaoubo/
 ※ 応募は1名様につき1回(1つの名称)とします。複数回・複数名称での応募は遠慮してください。
(5) 結果発表
 平成20年11月ごろ、南海高野ほっと・ねっとホームページなどで発表されます。
(6) 賞品
 ・金賞(1名) 旅行券3万円分
  ※ 名付け親(同名称が複数の場合は抽選)
 ・銀賞(5名) minapita ギフト券1,000円分
  ※ 名付け親と同名称を応募された方から抽選。ただし同名称の方が5名未満の場合は不足者分を
    審査のうえ決定
 ・銅賞(50名) 特急ラピートオリジナルホッチキス
  ※ 応募者全員から抽選

http://www.nankai.co.jp/company/news/pdf/080829.pdf