E721系

JR東日本:仙台圏に新型車両「E721系」 来春から導入 /宮城

 JR東日本仙台支社は来春から、仙台都市圏の在来線に新型車両「E721系」(定員270人)を導入する。来年3月開業の仙台空港アクセス鉄道仙台空港―JR仙台駅)との相互直通運転車両をベースに、バリアフリー化と快適さを実現した。
 車両は、乗客の要望が高いボックス席とベンチ席の混合型で(1)客室の床とホームの高さをほぼ同じにして段差を解消(2)優先席エリア全体を一般席と色分け(3)車いすスペースとトイレを設置――などを図った。
 東北線などで走っている老朽化した旧型車両(455系など)と順次交換し、約1年かけて全39編成(78両)の営業運転の開始を目指す。正式な運行路線は来春のダイヤ改正に合わせて発表する予定。

毎日新聞 2006年11月25日]