京都市交通局 4月からPiTaPa導入

京都市交通局:「PiTaPa」導入 4月から、市営地下鉄全線で /京都

 京都市交通局は、駅の自動改札機にかざすだけで乗り降りできるICカード乗車券「PiTaPa(ピタパ)」を4月から市営地下鉄全駅で導入すると発表した。大阪市、神戸市に続き市営地下鉄での導入は3番目。施設整備費に約5億円をかけた。
 ピタパは関西の私鉄などが加盟する「スルッとKANSAI」が運営。06年1月からはJR西日本のICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」との相互利用を始めており、両方のカードが使える。市営地下鉄に乗り入れている近鉄や京阪大津線などの一部でも同時に導入する予定。
 電車やバスの乗り降りだけでなく、コンビニや書店、飲食店など関西中心に全国約1万3000店舗でピタパでの決済が可能。ICカードの利用範囲が広がる中、同局は「市内の主な鉄道がカード1枚で利用でき、乗り換えもより一層スムーズになるはず」とPRする。

毎日新聞 2007年2月1日]