能登半島で地震

能登沖地震>JR北陸線で運転見合わせ 北陸道など閉鎖

 25日午前9時42分ごろ、石川県の能登半島沖を震源とする地震があり、北陸地方を中心に七尾市輪島市などで震度6強を観測した。気象庁は石川県沿岸部に津波注意報を発令、高いところで0.5メートル程度の津波が予想されるという。
 石川県のほか、富山県福井県、長野県、岐阜県など中部地方北部で震度5弱から4の揺れが観測された。
 同庁によると、震源地は輪島市の南西沖の約30キロ、地震の規模を示すマグ二チュードは6.9と推定される。
 JR西日本によると、北陸線新潟県直江津福井県鯖江間で、運転を見合わせているほか、北陸方面への特急の午前中いっぱいの運休を決めた。石川・富山両県を中心に北陸道などの高速道路も閉鎖されている。
 北陸電力によると、志賀原発1、2号機は運転停止中のため、放射能漏れなどの異常は確認されていない。

毎日新聞 2007年3月25日]