東京駅で発電床の実験

JR東日本>「歩くだけで発電」の実験公開 東京駅で

 JR東日本が研究開発を進めている「発電床」の実証実験が18日、JR東京駅八重洲北口で公開された。
 携帯電話のスピーカーなどに使用されている直径3センチの「圧電素子」を床に敷き詰め、この上を通過すると振動で発電する仕組み。
 改札口や階段、コンコースの一部約90平方メートルをマットで覆い、19日から2カ月間、発電量や材質の耐久性を確認する。
 2年前の実験は100ワット電球が1日当たり1分20秒しか点灯しなかったが、今回は同80分が目標。実用化までは遠い道のりだが、利用客は「省エネに役立つし、発想が面白い」「歩くだけで発電できるんだ」と感心しきりだった。

毎日新聞 2008年1月18日]