近鉄 「PiTaPa」区間指定割引導入

近鉄では、平成19年4月1日よりICカードシステム「PiTaPa」が導入されており、
1ヶ月の利用総額に応じて割引を適用する「利用額割引」が導入しておりますが、
来年6月1日から、事前登録した区間につき1ヶ月定期運賃を上限とした運賃を適用する割引サービス
区間指定割引」が新たに導入されます。
「利用額割引」と「区間指定割引」の両方のサービスを提供するのは、関西で初めてとなります。

1. サービス開始日
 平成21年6月1日(登録開始は平成21年5月16日~)(予定)

2. サービス内容
 よく利用する区間をあらかじめ登録し、1ヶ月間(1日~末日)の利用状況に応じ、
 次の①と②を比較して、安いほうの運賃を自動的に適用します。
 ① 普通運賃の合計額に利用額割引(3,000円を超える額に10%割引)を適用した額
 ② 登録区間の利用に区間指定割引運賃(1ヶ月定期旅客運賃と同額)を適用した額+
   登録区間外の利用に利用額割引(3,000円を超える額に10%割引)を適用した額

3. 導入目的
 (1) PiTaPaでの通勤・通学のお客様の需要に応える。
 (2) 平成21年3月20日から阪神との相互直通運転が始まることから、ICカード利用者の利便性向上を図る。

http://www.kintetsu.jp/news/files/pitapakukan20081020.pdf