西鉄ICカード名称「nimoca」に決定

西鉄ICカード 名称は「ニモカ

 西日本鉄道(福岡市)は23日、2008年春からバス、鉄道、同市・天神地区の商業施設で順次導入していく、料金精算やポイント利用などの機能を持つICカードの名称を「nimoca(ニモカ)」にする、と発表した。
 西鉄によると「バス・電車にも、お買い物にも、使えるカード」という意味を込めた。ニモカは事前に料金を入金する方式で、クレジットや定期券機能を持つタイプも設ける。09年春から導入予定のJR九州福岡市営地下鉄との相互利用に向け検討している。
 08年春の時点で、福岡都市圏の一般バス路線の一部と西鉄天神大牟田線太宰府甘木線を含む)で導入。商業施設では、西鉄グループのソラリアプラザや西鉄ストア、百貨店の福岡三越など約30施設で利用できるようにする。09年度末までに福岡県内のほかのバス路線などにも広げ、導入5年で約100万枚の普及を見込んでいる。

西日本新聞 2007年7月24日]